2012年7月10日火曜日

話し合い法座の一日(^-^)/


10日(火)は一日、話し合い法座でした。午前中は、本山で、声明や勤式作法や儀礼を専門的に学んでいる「勤式指導所練習生」への「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」についての講義に行きました。
今年度、今まで取り組まれてきた基幹運動の成果と課題をふまえ、新たにスタートした運動の理念を解説した後、「勤式という観点からの実践運動」というテーマで、練習生を、5、6人のグループに分けて、話し合いをしてもらいました。
「きちっとした声明を通して、宗教的空間(聖なる場)を演出することで、ご門徒さんに感動していただく」、「ご門徒さんといっしょにお経を読むことに心がけ、親しみをもってお寺に参拝していただくご縁とする」というような意見が出され、話し合うことで、「お勤めをするということは、どういう意味があるのか」など、本質的な話し合いができて有意義な研修にすることができたように思いました。

午後は、本願寺派の布教使となるべく、本願寺の東側にある伝道院(写真)で学んでいる「布教使課程」の受講生の話し合い法座でした。
今回の話し合いのテーマは「差別」。5つの班に分かれて、あらかじめ役割が決められ、テーマにそって、受講生が問題提起をし、みんなで話し合うというもので、テーマについて学びあうということはもちろんですが、話し合い法座の方法も学ぶ構成となっています。
「差別に関するさまざまな知識を学ぶということも大切だけれど、差別に対する痛みに学び、差別をなくするために自らが何をするのかを考え、実践することが大切だ」というような、差別の問題に取り組む大切な観点がいろいろと話し合われ、この話し合いも、とても充実した有意義なものでした。

私の一日も、ホントに充実した一日になりました。

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