2010年2月25日木曜日

テニアン、サイパンに行ってきました。

21日の夜、名古屋の中部国際空港(セントレア)から、家族でサイパンに行きました。翌22日の朝、フェリーでテニアン島のホテルに着きました。

実は、わたしの連れ合いの祖父がサイパンで戦死しており、義母から、孫達に戦争の事実を知っておいてほしいとの、たっての願いで、今回の旅行を計画しました。

写真は、テニアンダイナスティーホテルの部屋からの景色です。

テニアン島は、広島•長崎に原爆を投下したB29が、原爆を搭載して出発した基地があることで知られていますが、もちろん、その基地は、日本軍が占領していた時につくられたもので、1944年8月に、アメリカ軍が上陸して、日本軍と島民の多くが玉砕。占領したあと、サイパンの空港といっしょに、日本本土の空爆の基地として,使われていた所です。

実際に爆弾を搭載した場所には、広島・長崎に落とされた原爆を格納していた2つの穴が残されていました。

リアルに、その痕跡を目の当たりして多くのいのちが犠牲にならなけらればならなかった戦争という事実を、二度と再び起こしてはならないと、強く思いました。

そして、23日の午前中に、テニアンから壊れそうなセスナに乗って,サイパンに帰ってきて、島内をまわりました。追い詰められて、島にいた在留邦人など、最後に崖から飛び降りた「バンザイクリフ」などの戦跡をめぐりました。

24日の午後からは、パラセーリングと、レジャー用潜水艦、ディナークルージングを楽しみました。

四泊五日の旅行を終えて、あらためて、色々なことを学んだ有意義な旅だったなあと思います。