2011年8月20日土曜日

8月17日

今日は、本願寺から年に2回発行してる『安穏−京都からのメッセージ−』という新聞の取材で、元広島市長の秋葉忠利広島大学特任教授にインタビューをするために広島大学まで、産経新聞の荻原さんと行ってきました。
秋葉さんといえば、アキバプロジェクト。
アメリカのジャーナリストを広島・長崎に招待して、被爆者の証言を聞いてもらって新聞の記事にしてもらい、被爆の実態をアメリカの人に正確に伝えるというプロジェクトを提唱された人。
秋葉さんは、アメリカに留学されていた頃、アメリカで原爆の事実を話すと、アメリカの人は必ず真珠湾攻撃の卑劣さを引き合いに出す。
そういう報復感情を乗り越えて、和解と協調の平和構築をめざしたいという考え方で、被爆の実態をなんとかアメリカの人たちに知ってもらいたいという思いで始めたのだそうです。
ジャーナリストと言っても、大新聞の記者じゃなく、地方の小さな新聞社の記者が中心だったそう。その理由を秋葉さんは、地方紙は、たとえばその日の野菜の値段とかが載せられている、そういう生活の現場に「被爆の実態」を知らせたかったって語っていただいた。
なるほどなあって、すごく納得したインタビューでした。
詳しくは9月半ばにお届けする『安穏』9号でどうぞ!

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