2008年8月15日金曜日

2008年8月5日 <龍谷総合学園宗教教育研究会>

3日の日曜日から5日まで、2泊3日の日程で、全国の宗門関係学校の加盟する龍谷総合学園24校の宗教科担当の教員などを対象とした「宗教教育研究会」が開かれました。

去年私は、初日の分科会のみオブザーバーで参加しましたが、今年は、第2分科会の助言者として全日程参加させていただいきました。

第2分科会のテーマは、「生徒の心の叫びに対する宗教科教員の役割」でしたが、主に二人の教員から出された実践報告をもとに、論議が重ねられました。


実践報告の中で出された生徒たちの「心の叫び」に対して、真摯に取り組んでこられた2人の先生の姿勢に感動しながら、私も今までの相談室での経験や、学校カウンセリング研究会で学んできたことからの、生徒の心の叫びをどう聞いていくかの細かいアドバイスをケースにそってさせていただいた。

二人の先生には大変喜んでいただけて嬉しかったけど、本来、私はこのような活動をしたかったのだということを再確認できたことて私もとても充実した3日間を過ごすことができました。


龍谷総合学園として、いや、総合学園だけでなく宗門としても、宗教科の授業をどのように展開するかという課題と共に、このような先生方のホローアップの方法を考えてもいいのではないかと思いました。

それは、宗教教育とは、その宗教が何を説いているのかを知識として教えるということを超えて、心豊かに生きていくことのできる一人ひとりになっていくことを課題とするものであってほしいと思うからです。

「一人ひとりの悩みに共感することのできる開かれたお寺にする」という基幹運動の課題の「お寺」の部分を「学校」と置き換えて考えるということ、また一つ、課題が見つかったという感じでした。

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